2020年03月30日

アメリカで部屋を借りるときの保証金とクレジットスコアの話

前回の記事で、バークレー、サンフランシスコの様子とエル・セリートについて書きました。

そんなエル・セリートの町にあるアパートですが、家賃が安い事が魅力でした。記憶がやや曖昧ですが、確か水道・光熱費・インターネット・ゴミ処理代等が全て込みで1,275ドルだったと思います。当時はちょうどアベノミクスが始まった頃で、凄い勢いで円安が進んでいましたが、ざっくり13万円くらい。

アメリカのアパートは、ゴミ処理代が別途かかる事が多いです。数十ドルくらいのイメージですが、馬鹿になりません。

水道・光熱費・インターネット・ゴミ処理代等の事を考慮すると、実質的な家賃は1,000ドルを切っていたと思います。

このアパートは、別の記事でも書いた様に、雨漏りに悩まされたり、アリとの戦いがあったりと、なかなか大変な家ではありましたが、当時収入が無い中で留学している身としては、この家賃の安さは魅力でした。

他の物件だと、水道・光熱費などなどが全て別で、それでも安くて1,300 - 1,500ってイメージでしたので、この物件は圧倒的でした。

しかも、目の前に日本食品を扱った店や、日本の雑貨を扱っている店があるのも非常に便利でした。


このアパートには、入居する際、1ヶ月分の家賃を保証金として預けていました。

アメリカでは、アパート入居の際、クレジットスコアの提出を求められ、クレジットスコアが良ければ保証金が不要だったり安かったりします。

私の場合は、当時アメリカに来たばかりで、またアメリカでの収入がないことからソーシャルセキュリティーナンバーも持っていなかったため、クレジットスコアがありませんでした。

ソーシャルセキュリティナンバーは、アメリカの社会保障番号なのですが、税金徴収等のために広く使われており、金融機関との取引(銀行・クレジットカード・ローンなどなど)の際には必ず提出を求められます。

そして、一定期間、金融機関との取引を行うと、それに応じてクレジットスコアが計算される事になります。

クレジットカードを毎月期限通りに払っていればスコアは上がりますし、延滞すれば下がります。また、長期間クレジットカードを持ち続けることでもジワジワと上がっていきます。

クレジットスコアは個人の信用を表すバロメーターとして使用されることから、これが無い人の場合、アパートを借りる時や、携帯電話の契約のタイミングなどで、保証金を求められる事が出てきます。

入居の際、管理人の方は、保証金はアパートを出る日にキャッシュですぐ返すからね、って言っていました。キャッシュですぐ返さないと色々と困るでしょう、とも。。。

しかし、その管理人の方はその後数ヶ月で辞めてしまい、しばらくはオーナーが直接管理する時期が続いた後、私がアパートを出るタイミングでは、若い女性の方が管理人になっていました。

この方は、我々夫婦を気に入ってくれていた様で、何かと優しくしてくれて、最後、アパートを出る日にはバークレーの町まで車で送って行ってくれました。





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posted by Berex at 00:00| 住居 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする